礼装着物
1.訪問着
人生の節目を飾る行事や大切なイベントに最も役立つのが「訪問着」
何か一枚着物を持ちたいと思った時、最もお勧めしたいのも「訪問着」
訪問着は結婚を前後して、振袖の後に着る一番華やかな着物です。
そのうえ着る機会が多く活躍できる範囲が広いことがお勧めする理由です。
イベントごとにふさわしい訪問着を着るのがベストですが、あわせる帯を替えることにより長期間にわたって着ることもできるでしょう。
例えば
1)20~22歳 | 袴を合わせて卒業式に出席 |
---|---|
2)20代~ | お茶やお花などの習い事に |
3)20代~ | 友人や同僚の披露宴のおよばれに |
4)出産後 | お宮参りの着物として着る |
5)20~50代 | 七五三・入学式・卒業式などで
ご家族・親戚・会社同僚の結婚式に |
6)記念日の装い | 還暦・授賞式などおめでたい行事に |
一般的に呉服店では仮縫いの形で販売されています。袖に手を通して実際に着装しますので、出来上がったイメージがしやすくなります。ご一緒に楽しく訪問着選びをお手伝いさせていただければ幸いです。
2.振袖
ご存知の通り成人式で一番よく見られる着物です。未婚女性の第一礼装ともいわれています。
最近ではレンタルされる方も多くなっていますが、お母様の振袖を有効に活用なさる方も多くみられます。また妹様がお召しになったり、ご自身のお子様にも着ていただきたいとご自身の振袖を持たれる方もいらっしゃいます。
3.色無地
お茶のお稽古や習い事にも十分使えます。ちょっとしたパーティーには気楽にお召しいただける着物として重宝します。
4.黒留袖・色留袖
既婚女性の第一礼装
5.袋帯
訪問着などの礼装着物に合わせる帯は袋帯がお勧めです。
カジュアル着物
楽しく着物を着よう
着物を着ることで日常の景色が変わります。ドキドキ・ワクワクする高揚感。その気持ちから生まれる皆さんの笑顔が見たい。
代表的な商品
1.紬の着物
着物の世界では普段着と呼ばれるものですが、日本の染織の歴史を感じることが出来る優れものも数多くあります。
例えば大島紬・白鷹織・全国のいろいろな産地で生産され名前をご存知の方も多いと思います。
2.小紋着物
白生地から柄を染めてできる着物です。江戸小紋や絞りが入ったものなど幅広く、礼装に近いものから楽しくおしゃれに着るものまで多彩なバリエーションがあります。
反物の柄を選ぶ時にもワクワクしながら楽しく試着してください。
3.木綿・麻の着物
これは街歩きやお食事会に着物で気軽に楽しむことができる着物です。
小千谷縮や久留米絣・遠州木綿など種類も様々、普段から着物をお召しただくこともできますね。
4.名古屋帯・半幅帯
カジュアル着物に合わせる帯としておすすめなのは名古屋帯です。着物の柄は多少控え目でも帯にはこだわりご自身が気に入っている帯を締めれば気分上々となるでしょう。
5.浴衣
本来は夜のお召し物でしたが、近年では花火大会や夏まつりで、昼間から多くの若い男女が着ていらっしゃいます。きっちりと着られてシャンとした着姿は日本の夏によく似合います。