袋井市の着物販売店 いくみや呉服店。成人式振袖、七五三、結婚式、夏用の浴衣・甚平など、豊富なジャンルを取り扱い。

着る時期の違い

浴衣は、主に夏場に着る和服です。これに対し、着物は1年を通して着ることができます。暑い夏の時期には夏用の薄手の着物を、冬の時期には袷（あわせ）と呼ばれる着物を身につけるのが基本です。冬場は着物専用のコートを身につけることもあります。

着るシーンの違い

浴衣は、夏祭りや花火大会といったイベントや観光地の散策、カジュアルな食事などのシーンでよく用いる和服です。また、温泉宿で身につけたり、寝間着として使ったりすることもあります。浴衣はカジュアルな衣服なので、フォーマルな場に身に着けていくのはあまりふさわしくないかもしれません。

結婚式やパーティーといったフォーマルな場で和服を着たいときには、振袖や訪問着など、シーンに合う着物を着ていくとよいでしょう。また着物は、初詣や成人式、結婚式や葬儀などの場で着物を身につけることもあります。

素材の違い

浴衣に使われている主な素材は、綿や麻と綿の混合生地です。また、近年ではリーズナブルなポリエステル製の浴衣も増えています。着物は浴衣に比べると生地に厚みがあり、しっかりとしているのが特徴です。着物にはシルクや綿、ウールなどの素材がよく使われています。

着方の違い

浴衣と着物は、形状がよく似ているので着付け方には一部共通点がありますが、相違点も少なくありません。

長襦袢の有無

浴衣を着るときには、中に長襦袢を着ないのが一般的です。一方、着物を着るときには、必ず中に長襦袢を身につけ、後ろ襟を合わせるようにして着付けを行います。

履き物

浴衣のときには素足に下駄、着物のときには足袋に草履を合わせるケースがほとんどです。

帯の結び方

浴衣と着物の着付けで大きく異なるのは帯の結び方です。浴衣の場合には幅が小さめの帯をカジュアルに結びます。着物の帯は浴衣の帯よりも長さがあり、幅も広く厚手のものです。着物の帯結びはフォーマルなイメージに仕上げ、帯締めなどで仕上げるのが一般的です。

磐田市周辺にあるいくみや呉服店では着物の着付け指導を行っており、浴衣の着付けも夏場に開催しております。和服の着付けには専門的な知識やスキルが必要不可欠です。磐田市周辺で着物の着付けを学べる教室をお探しの方は、いくみや呉服店にぜひお問い合わせください。